今からでもできるわたしを整えるヒント生活のヒント

10分だけ外を歩くようにしたら。体が重い日に私が始めた小さな習慣

10分だけ外を歩くようにしたら。体が重い日に私が始めた小さな習慣

朝から体が重く感じる日は、着替えて外へ出ることまでおっくうでした。用事がなければ家の中で過ごし、買い物も「明日でいいか」と先に延ばす。50代になってから、以前と同じように動こうとしても気持ちがついてこない日があると感じていました。

何か大きなことを始める余裕はなかった私が、気分転換のつもりで続けているのが、10分だけ外を歩くことです。体を変えるための決まりごとではなく、家の中で固まっていた気持ちを少し動かすための、私なりの小さな習慣になりました。歩く前に元気があるかどうかを測るのではなく、「外の空気を吸ってみよう」と思えたら靴を履く。それくらいの気軽さを大切にしています。

BEFORE|玄関まで行くのも、ひと仕事でした

以前は、午後になっても部屋着のまま過ごすことがありました。洗濯物をたたむ、夕食のことを考える、届いたものを片づける。家の中でやることはあるのに、どれも途中で手が止まります。ソファに座るとそのまま動きたくなくなり、「今日はもういいかな」と思うことが増えていました。

近所の用事さえ、出かける準備を考えると気が重い。歩く時間を作ろうとしても、靴を選んで、行き先を決めて、と考え始めるうちに面倒になっていました。

まみぃ

出かける前に考えることが多いと、玄関が遠く感じていました。

きっかけは、買い物の帰り道でした

あるとき、近くのお店へ行った帰りに、すぐ家へ戻らず一つ先の角まで歩いてみました。特別な景色がある道ではありません。でも、家の前とは違う風を感じて、植え込みの葉が揺れるのを見ているうちに、少しだけ立ち止まっていた気持ちがほどけたように感じました。

それからは、時計を見て10分だけ、と決めました。行き先は決めず、家の周りを一周したり、いつもの道を少しだけ遠回りしたりします。歩き始めて気が乗らない日は、途中で戻ってもよいことにしています。外に出られない日は、窓を開けて深呼吸するだけの日もあります。

ある日、花屋さんの前で足を止めました

ある日も、家事の途中で気持ちが散らかっているように感じ、靴を履いて外へ出ました。いつもの道を歩いていると、小さな花屋さんの店先に、淡い色の花が並んでいました。買う予定はなかったのですが、少し眺めてから帰ると決めたら、それだけで肩の力が抜けた気がしました。

帰宅後、途中だった洗濯物をたたみ始めると、さっきより手が動きました。全部を終えられたわけではありません。それでも、「今日は何もできなかった」と思っていた日が、花を見に外へ出た日として残ったのがうれしかったです。

まみぃ

10分でも、家の外の景色を見ると気持ちの切り替えになります。

AFTER|外へ出るきっかけを作りやすくなりました

10分歩くようになって、いつも軽やかに動けるようになったわけではありません。ただ、「散歩をしなければ」と構えずに済むので、体が重く感じる日でも玄関まで行きやすくなりました。歩いたあとに用事がはかどる日もあれば、帰ってお茶を飲んで終わる日もあります。

私にとって大きかったのは、外に出ることを予定にしすぎなくなったことです。ほんの短い時間でも、空の明るさや季節の匂いに気づくと、家の中で同じことを考え続けていた頭に、少し余白ができるように感じます。

続けるために、私が気をつけていること

歩きやすい靴を玄関に出しておく。 探す手間があると、私は後回しにしがちです。すぐ履ける一足が目に入るようにしています。

時間と距離を増やそうとしない。 10分で戻る日があっても、その日の私にはそれでよいと思うようにしています。気分が向けば、少しだけ遠回りすることもあります。

暑さや雨の日は無理をしない。 外へ出ることにこだわらず、家でゆっくり過ごす日にします。気になることがあるときは、歩くことより自分の様子を優先しています。

おわりに|10分の外歩きは、私の小さな合図

体が重いと感じる日に、何かをがんばって足すのは私には難しいことでした。だからこそ、10分だけ外を歩くという小ささが合っていたのだと思います。

今日も歩けるかは、そのときの自分次第です。それでも、玄関を出て少し空を見上げる時間があると、一日を自分の速さで過ごし直せるように感じます。これからも、無理のない範囲で続けていこうと思います。

あわせて読みたい

朝に白湯を一杯飲むようにしたら。50代の私が慌てず一日を始められるようになった話

夏の急な体調不良に備える。猛暑と豪雨、両方への50代の体調管理