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老眼鏡の置き場所を三つだけ決めたら。50代の私が探し物に慌てにくくなった話

老眼鏡の置き場所を三つだけ決めたら。50代の私が探し物に慌てにくくなった話

小さな文字を読むときに手に取る老眼鏡。以前の私は、使った場所の近くにそのまま置いていました。リビングのソファ横、キッチンのカウンター、寝室の本のそば。家の中に何本かあるのに、いざ使いたいときには見つからないことがありました。

老眼鏡そのものが困りごとなのではなく、置いた場所を私が覚えていなかっただけ。そう気づいてから、置き場所を三つだけ決めるようにしています。細かな決まりにするのではなく、使い終えたら戻りやすい場所を選んだだけの、小さな工夫です。

BEFORE|家の中にあるのに、すぐ手に取れませんでした

書類の文字を確認したいとき、食品の表示を見たいとき、寝る前に本を開きたいとき。そんな場面で「さっきまでここにあったはず」と思いながら、テーブルの上やバッグの中を探すことがありました。

リビング用、キッチン用と考えて何本か用意していても、つい別の部屋へ持って行ってしまいます。外出用のバッグに入れたままになっていることもありました。探す時間はほんの数分でも、急いでいるときには気持ちまでせわしなくなります。

まみぃ

持っている本数より、戻る場所が決まっていることのほうが大事だったようです。

きっかけは、レシートの文字を見たかったある日

ある日、買い物から帰ってレシートを確認しようとしたときのことです。いつもの引き出しを開けても、そこにはありませんでした。キッチンを見て、リビングを見て、最後に前の日に持ったバッグのポケットから見つけました。

「使ったらここへ戻す」と決めていたつもりでも、置き場所がいくつもあると私にはあいまいだったようです。その日をきっかけに、老眼鏡の居場所を三つに絞りました。リビングのサイドテーブル、キッチンの引き出し、寝室の本の横です。

それぞれに眼鏡を一つずつ置くのではなく、家で使うものを見つけたら、その三つのどこかへ戻します。外出用はバッグの内ポケットに入れたままにして、家の中で探す対象から分けました。

置き場所は、目に入りやすさで選びました

場所を決めるときに考えたのは、見た目よりも戻しやすさでした。リビングなら座ったまま手が届くサイドテーブル。キッチンなら、細かな物をしまっている浅い引き出し。寝室なら、読んでいる本のそばです。

置き場所を増やさないために、棚の上や食卓には置かないことにしました。置きっぱなしに見えてしまう場所だと、ほかの紙や小物に紛れて、また探すことになりそうだったからです。

ある週末、調べものをしていた夫が「眼鏡、いつものところにある?」と聞いてきたことがありました。以前なら一緒に探し始めていたかもしれません。でもその日はサイドテーブルを見たらすぐにあり、二人で少し笑ってしまいました。場所を決めると、家族にも伝えやすいのだと感じた出来事です。

まみぃ

「いつものところ」があると、探す前に一度立ち止まれるようになりました。

AFTER|探す前の慌て方が少なくなりました

今も、ときどき老眼鏡をテーブルに置いたままにすることはあります。それでも気づいたときに戻す先が決まっているので、以前のように家のあちこちを思い出しながら探すことは少なくなりました。

小さな物ほど、定位置があると扱いやすいのかもしれません。必要なときにすぐ見つかると、書類や本に向かう前の気持ちにも少し余白ができます。眼鏡を探すことが用事の始まりにならないだけで、次のことへ自然に取りかかれるようになりました。

続けるために、決めていること

置き場所は三つ以上に増やさないこと。
便利そうな場所を増やすほど、私には覚えにくくなります。

外出用と家用を混ぜないこと。
バッグに入れるものは内ポケットへ。家で使うものと分けておくと、探す範囲が広がりません。

寝る前に一度だけ見ること。
本を閉じるときに、眼鏡が本の横にあるかを確かめます。なければ、三つの場所のどこかへ戻します。

おわりに

老眼鏡の置き場所を決めたことで、家の中で小さな探し物をする時間が減りました。特別な収納用品がなくても、使う場面に近い場所を二つか三つに絞るだけなら始めやすいと思います。

私にとっては、老眼鏡を片づけることより、「戻る場所をつくる」ことが大切でした。これからも、気づいたときに静かに戻していこうと思います。

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