玄関の傘立てには、いつの間にか傘が増えていました。骨が少し曲がった長傘、色あせて出番が減った日傘、誰のものだったか思い出せない折りたたみ傘。バッグのポケットにも、開いたまま確かめていない折りたたみ傘が一本入っていました。
雨が続く時期は傘を使う機会が増えるのに、急いでいる朝ほど「どれを持っていこう」と迷ってしまう。傘立てに何本もあっても、すぐ使える一本が分からないと安心できません。今は季節の変わり目に、月に一度だけ傘を見直すようにしています。
全部を新しくするためではなく、今の私が気持ちよく使える傘を確かめる時間です。台風の多い季節が近づく前に少し見ておくと、玄関での迷いが減る気がしています。
BEFORE|傘立てを見ても、すぐ使える傘が分かりませんでした
以前は、濡れた傘が乾いたらそのまま傘立てへ戻していました。たたみ方がゆるい傘や、留め具が外れかけた傘も混ざったままです。骨の曲がりや持ち手の傷に気づいていても、「まだ使えるかもしれない」とそのままにしていました。
折りたたみ傘も同じです。バッグに入れておくと安心なのに、いざ開こうとしたとき、布が傷んでいたり、うまく開かなかったりすると困ります。傘立ての本数が多いほど選択肢が増えるのではなく、私には迷う理由が増えていたのだと思います。

傘立ては、置いておく場所ではなく、次に持ち出す場所にしたかったのです。
きっかけは、出先で折りたたみ傘を開いたとき
ある日、外出先で急に雨が降りました。バッグに入っていた折りたたみ傘を取り出して開こうとすると、骨の一本が少し引っかかりました。何度か手を動かしてようやく開けましたが、雨の中で確認するには落ち着かない時間でした。
帰宅してから、傘は持っているだけではなく、開いて使える状態かを見ておくことが大事なのだと感じました。そこで、月の終わり頃に傘立てかバッグの折りたたみ傘を一度だけ見ることにしています。長傘は開閉し、骨や留め具、持ち手を見ます。折りたたみ傘は一度広げて、たたんだあとにケースへ戻します。
見直すときに決めているのは、今すぐ結論を出さないことです。迷う傘は玄関の端に一度よけて、次の雨の日まで様子を見ます。使いにくさを感じたら、修理や手放すことを考える。無理のない順番にしたら、気負わず続けられるようになりました。
ある夕方、日傘を一本選び直しました
ある夕方、傘立てを見直していると、何年も使っていない日傘が出てきました。色あせが気になっていたのに、季節になると「もったいないから」と持ち出していた一本です。
その日は、新しく買うことを決めたわけではありません。まず、今よく使っている日傘と並べてみました。持ち手の感触や開いたときの気分を比べると、これから持ち出したい一本が自然に分かりました。迷っていた傘はすぐに処分せず、修理できるかも含めて後で考えることにしました。

次に持ちたい傘が決まると、玄関に立つ気持ちも軽くなります。
AFTER|出かける前の迷いが少なくなりました
見直しをしてから、傘立てには今の季節に使う傘を中心に置くようになりました。急な雨の予報を見た朝も、どれを持つか迷う時間が前より短くなった気がします。折りたたみ傘も、バッグへ入れる前に一度開いたものなら、少し安心して持ち出せます。
傘の本数が大きく変わったわけではありません。それでも、玄関の隅にある傘立てを見たときの印象が変わりました。使えるものが分かっていると、雨の日の準備まで少し穏やかに感じられます。
傘立てそのものを見直したいときは、浮かせて収納できるタイプも選択肢になりそうです。
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外寸は約幅25×奥行15×高さ105cmで、長傘は約5本、折りたたみ傘は約4本まで引っ掛けて収納できます。浮かせて収納するので傘が乾きやすく、水受けのマットは取り外して丸洗いできるのもうれしいところ。詳しくは商品ページで確認してください。
続けるために、私が気をつけていること
雨の日ではなく、晴れた日に見る。 傘が乾いているときのほうが、開閉や骨の様子を落ち着いて見られます。濡れたまま傘立てに戻さないことも意識しています。
長傘と折りたたみ傘を分けて考える。 玄関に置く傘とバッグに入れる傘では、使う場面が違います。それぞれ一つずつ確かめるだけで十分です。
迷う傘は、いったん別に置く。 すぐ手放すか決めにくい傘は、傘立ての外へよけます。次に使いたいと思うかを考えると、気持ちを整理しやすくなります。
おわりに|雨の日の準備を少し軽くするために
傘は、ふだんは玄関の隅にある小さな道具です。でも雨が降ったときには、すぐ手に取りたいものでもあります。季節の変わり目に少し見直すだけで、今の自分に合う一本を選びやすくなりました。
傘立てやバッグの折りたたみ傘が気になっている方も、次に晴れた日、一本だけ開いてみるところから始めてみるのはいかがでしょうか。

