玄関のたたきに落ちている砂や、いつの間にかたまる髪の毛。気づいてはいるのに、掃除機を出すほどでもない気がして、つい後回しにしていました。
でも玄関は、家に入って最初に目に入る場所です。少し散らかっているだけで、出かけるときも帰ってきたときも、なんとなく気持ちが落ち着かない。50代になってからは、気になる場所を小さく整えることが、暮らしを回す力になるように感じています。
掃除機を出すのが、いちばんの壁でした
以前の私は、玄関の掃除といえば掃除機か、週末にまとめてほうきで掃くかの二択でした。けれど、掃除機を取りに行ってコードを伸ばすほどではない日もあります。ほんの少しの砂を見て「また今度でいいか」と思ううちに、気になる量になってしまうことがよくありました。
特に雨の日のあと。靴底についた細かな砂が残ると、見た目以上に気になりますよね。来客の予定があるときだけ急いで掃除するのではなく、気づいたときに手を動かせる形にしたいと思うようになりました。
長柄のほうきとちりとりを、玄関の近くに置く
そこで考えたのが、柄が長く、ほうきとちりとりをまとめて立てて置けるタイプです。玄関のすぐ近くに自立させておけば、収納の奥から出す必要がありません。道具を出すまでのひと手間がなくなると、不思議なくらい掃除のハードルが下がります。
朝、靴を履く前に砂が目に入ったら数回さっと掃く。帰宅して荷物を置いたときに髪の毛を見つけたら、その場で集める。それだけなので、掃除をしたという達成感が大げさに残るわけではありません。でも、玄関がすっきりしていると、気持ちよく一日を始めたり終えたりできます。
雨で濡れた靴を置いた日は、乾いてから砂を集めるだけ。無理にきれいにしようとしないのも、続けやすい理由かもしれません。

「ちゃんと掃除しなきゃ」ではなく、30秒だけ。これなら続けられます。
BEFORE→AFTER|後回しだった場所が、気になりにくくなった
以前は、玄関の汚れに気づくたびに小さなモヤモヤを抱えていました。時間ができたらやろうと思うのに、掃除の優先順位はいつも後ろへ。気づけば週末にまとめて掃く、という流れでした。
今は、玄関の近くに道具があるだけで変わりました。掃く時間はほんの30秒ほど。毎日欠かさずではなくても、目に入ったときにできるので、汚れをためにくくなりました。来客前に慌てることが減ったのも、私にはうれしい変化です。
道具そのものより、「ここで使うものを、ここに置く」ことが大切だったのかもしれません。家の中の気になる場所も、使う道具が遠いと後回しになりがちです。まずは一か所だけ、取り出しやすい場所を考えてみるのもよさそうです。
選ぶなら、出しっぱなしでも気にならないものを
玄関に置くものなので、私は見た目も大切にしたいと思っています。色が強すぎず、部屋になじむもの。ほうきの毛先が広がりにくく、ちりとりと一緒にすっきり立てて置けるものだと、出しっぱなしでも気になりにくいです。
持ち手の長さも、少し意識したいところです。かがむのが負担に感じるなら、立ったまま使えるタイプが合うこともあります。細かな砂を集めるときの動かしやすさも、選ぶ前に見ておきたいですね。
大きな掃除道具は、広い場所をまとめて掃除するときに頼りになります。一方で、玄関のような場所には、立ったまま使えて、使い終わったらそのまま立てて置けるものがあると便利です。自分の玄関の広さや、置ける場所に合うものを選んでみてくださいね。
PR
約95cmの長柄で、立ったまま使いやすい自立式のほうき・ちりとりセット。使い終わったらセットで立てて置けるので、玄関の近くに置く選択肢として紹介します。ちりとりに付いた櫛で、ほうきに絡んだ髪の毛やほこりを落とせる仕様です。
おわりに|玄関を整えると、帰る場所が少し心地よくなる
家じゅうを完璧に整えようとすると、すぐに疲れてしまいます。でも、玄関の砂をひと掃きするくらいなら、気づいたときにできます。
小さな掃除は、誰かにほめられるためではなく、自分が家に入ったときに気持ちよく感じるためのもの。今日の自分ができる分だけ整える、そんなゆるい習慣をこれからも大切にしたいです。
