一人分の昼ごはんは、気づくと簡単になりがちです。冷たい麺をゆでて、薬味を少しのせて終わり。お腹が満たされれば十分と思い、いつもの茶碗や小鉢で済ませることが多くありました。
忙しい日には、その気軽さに助けられます。でも、食卓に座ってから少しだけ物足りなさを感じる日もありました。品数を増やす余裕はなくても、器を一つ変えるだけならできるかもしれない。そう思って、中身が見えるガラスの器を食卓に出してみたのです。
特別な食器を増やしたかったわけではありません。すでに家にあった器を、普段の食事にも使ってみることにしました。食べる量や献立を変えなくても、目の前の景色は少し変えられるのではと思ったのです。
BEFORE|食べることを急ぐだけの昼でした
以前の私は、一人の食事ほど「洗い物を増やしたくない」「早く済ませたい」と考えていました。麺も、手近にあった器へそのまま入れるだけ。きゅうりやトマトがあっても、切るかどうかはその日の気分次第でした。
それが悪いわけではありません。けれど、食べ終わったあとに「何を食べたのだったかな」と思うほど、食事の時間があっという間に過ぎてしまうことがありました。器を選ぶことまで気が回らず、食卓を整えるのは誰かと食べる日のことだと思い込んでいたのかもしれません。

一人だからこそ、少し気分が上がる工夫があってもいいのかもしれません。
きっかけは、しまい込んでいたガラスの器
あるとき食器棚を見ていたら、夏に使おうと思って買ったガラスの器が奥にありました。涼しげで好きなのに、「特別なときに」と思って、出す機会を逃していたのです。
そこで、まずは冷たい麺の日だけ使ってみることにしました。新しい献立を考えるのではなく、いつもの麺をいつもの量だけ盛る。きゅうりを細く切り、トマトを少し添えるくらいです。透明な器だと、麺や具の色が重なって見え、手をかけすぎなくても食卓に表情が出るように感じました。
ガラスの器は扱いに少し気を使うので、無理に毎日使う必要はないと思っています。暑い日や、冷たい麺が食べたくなった日に選ぶ。そのくらいのゆるい決め方のほうが、私には続けやすそうです。
ある昼、いつものそうめんが少し違って見えました
ある昼、そうめんにきゅうりとトマトをのせて、ガラスの器に盛りました。いつもと同じ材料なのに、器の向こう側から麺や野菜の色が見えて、食卓が少し明るくなったようでした。
食べる前に一度器を眺めてから席に着いたのは、久しぶりだったかもしれません。写真を撮るほどではないけれど、自分のために用意したものを目で味わう時間がありました。急いで食べるだけだった昼ごはんが、ほんの少し楽しみな時間になったのです。

同じそうめんでも、器が違うだけで気持ちが少し変わるのですね。
AFTER|食卓に向かう気持ちが少し変わりました
ガラスの器を使うようになってから、一人分の食事でも、冷蔵庫にあるものを少しだけ組み合わせてみようと思うことが増えました。彩りを整えようと意気込むのではなく、あるものを器の中で見やすくするだけです。
食事の内容が大きく変わったわけではありません。それでも、食卓に座る前の気持ちに小さな区切りができました。自分のためのごはんを、急ぎすぎずに用意する。その時間があると、一人の食事にも穏やかな楽しみが生まれるように感じています。器を洗って食器棚に戻すところまで、前よりゆっくりできる日もあります。
涼しげなガラスの器を探すなら、電子レンジも使える耐熱タイプも選択肢になりそうです。
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中身が見える透明なガラス製で、電子レンジ・食洗機どちらにも対応しています。麺料理はもちろん、サラダや小さめのデザートを盛るのにも使いやすいサイズ。詳しくは商品ページで確認してください。
続けるために、私が気をつけていること
冷たい麺の日から使う。 使う場面を決めておくと、食器棚から出すきっかけになります。まずはそうめんやうどんの日だけで十分です。
具材は二つまでにする。 きゅうりとトマト、ねぎと大葉など、手元にあるものを少し。盛り付けを頑張りすぎないようにしています。
洗うときはほかの食器と分ける。 ガラスの器は重ねず、先にやさしく洗います。扱いやすい手順にしておくと、次も出しやすくなります。
おわりに|一人分の食事にも、好きな器を
一人分の食事は、手を抜けるところがあるからこそ続いていくものだと思います。その中で、好きな器を一つ使うだけなら、私にも気負わずできました。
食器棚にしまったままの器があるときは、次の麺料理の日に一度出してみるのもいいかもしれません。いつもの食事が、少し違って見えることがありそうです。

