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静かな時間を少しだけつくったら。50代の私が頭の疲れに気づけた話

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静かな時間を少しだけつくったら。50代の私が頭の疲れに気づけた話

以前の私は、家にいる間は何かしら音がしているのが普通でした。朝はニュース、家事の合間にはテレビ、少し座ればスマホ。見たい番組や連絡があるわけではなくても、手が空くと画面を開いていました。

静かな部屋が落ち着かないと思っていたのかもしれません。けれどあるとき、音が消えた瞬間に「ずいぶん頭の中がにぎやかだったな」と気づきました。それからは、一日のうちにほんの少しだけ、何も見ない・聞かない時間を置くようにしています。

BEFORE|休んでいるつもりでも、画面と音がそばにありました

夕食の支度が終わって椅子に座ると、まずテレビのリモコンに手が伸びます。スマホもテーブルの上に置いたままなので、通知がなくても何となく画面を見てしまう。短い動画やニュースを少しだけ見るつもりが、気づくと時間が過ぎていることもありました。

用事を終えて座っているのに、どこか気持ちが急いだまま。次に何をするか、返事をしなくてはいけない連絡はないかと、頭の片隅がずっと動いていました。体は休んでいても、休んだ感じがしない日が続いていたように思います。

まみぃ

見ていないのにテレビをつけている時間が、思ったより長かったです。

きっかけは、テレビを消したあとの小さな違和感

ある日、家事がひと段落したあとにテレビを消してみました。いつものように次の番組を流すのではなく、スマホは充電場所に置いたまま。最初の数分は、何か忘れているような気がしました。

でも、窓の外の車の音や、冷蔵庫の小さな作動音が聞こえてくると、部屋そのものはちゃんと静かではないのだと分かります。その静けさの中でお茶を一口飲んでいるうちに、肩に力が入っていたことや、今日は少し話しすぎたかもしれないことまで、ふっと思い出しました。

それからは、長い時間を取ろうとせず、夕方か寝る前に十分ほど画面と音を止めるようにしています。タイマーは使いません。「お茶を一杯飲み終えるまで」「洗濯物をたたみ終えるまで」と、暮らしの動きに合わせて区切るほうが、私には続けやすいようです。

ある夕方、窓のそばで何もしなかったこと

ある夕方、食器を片づけたあと、いつものようにテレビをつけようとして手を止めました。スマホも別の部屋に置いたままにして、窓のそばの椅子に座りました。特別に考えごとをしようとしたわけではありません。

外が少しずつ暗くなって、部屋の中の色も変わっていくのを眺めていました。しばらくすると「明日の買い物を考えよう」と思い、それから「今は考えなくてもいいか」とも思えました。その行ったり来たりを、画面で埋めずに過ごせたことが、私には新鮮でした。

まみぃ

何かをしない時間にも、ちゃんと居場所があるんだと思えました。

AFTER|静かにすると、自分の様子が少し分かりやすくなりました

静かな時間をつくるようになってから、急に気分が変わったわけではありません。でも、疲れている日や、気持ちがそわそわしている日を、前より早く自分で見つけられることがあります。そんな日は、無理に情報を足さず、画面を閉じたままお茶を飲んだり、早めに照明を落としたりします。

テレビやスマホを遠ざけることが目的ではありません。見たい番組を楽しむ日もあるし、家族と動画を見て笑う時間も好きです。ただ、何も流れていない時間も選べるようになったことで、一日の中に小さな余白ができました。

続けるために、私が気をつけていること

最初から長くしようとしない。 十分ほどでも、音を止めるきっかけになります。時間が取れない日は、お茶を一口ゆっくり飲むだけにします。

スマホを視界から外す。 机の上にあると、つい手に取ってしまいます。充電する場所やバッグの中など、少し離れた場所に置くようにしています。

静けさを特別な予定にしない。 部屋を整えてから始めようと思うと続きにくいので、家事の合間や食後など、いつもの時間の中にそっと入れています。

目を閉じて過ごす、小さなきっかけに

静かな時間を始めるとき、明るさが気になる日にはアイマスクを使うのも一つの方法です。画面を見ない時間に目を閉じるきっかけがほしい方へ、洗って繰り返し使えるアイマスクを見つけました。

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おわりに|静かな時間を、自分のために残しておく

画面や音から離れる時間は、何かを頑張るための準備ではありません。今日あったことを急いでまとめなくても、答えを出さなくてもいい。ほんの少し静かにしてみると、自分の中に残っていた疲れや気がかりに気づくことがあります。

テレビを消す、スマホを別の部屋に置く、窓の外を見る。その日の暮らしに合う形で、何も見ない・聞かない時間を残しておけたらと思います。

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