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一人の時間を先に予定に入れたら。50代の私が気持ちを整えやすくなった話

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一人の時間を先に予定に入れたら。50代の私が気持ちを整えやすくなった話

家族の予定や、人と会う約束をカレンダーに書くのは当たり前のことでした。通院や買い物、頼まれごとまで入れていくと、空いているところはほんの少し。以前の私は、その隙間に自分のしたいことを入れようとしていました。

けれど、ひとりでお茶を飲む、本を読む、何も決めずに窓の外を見る。そんな時間は、急な用事が入ると真っ先になくなります。「今日は仕方ない」と思うことを重ねているうちに、自分の時間はいつも後回しになっていました。

BEFORE|自分の時間は「余ったら」の扱いでした

誘いがあると、まず予定が空いているかを見ます。家族から頼まれれば、できるだけ応えたいと思う。どちらも大切なことなので、断る理由がない限り予定を入れていました。そのあとで自分の時間を取ろうとしても、疲れてしまったり、気になっていた家事を始めてしまったりします。

ひとりで過ごすために、どこかへ出かける必要があるわけではありません。それでも、予定がない日は何もしないまま終わることがありました。自分で選んで休んだというより、やることが片づいた後に残った時間を過ごしていたのだと思います。

まみぃ

自分のための時間なのに、後回しにするのが当たり前になっていました。

きっかけは、予定表の余白を見たこと

あるとき、月の予定を見返していて気づきました。そこには人と会う予定や用事は書いてあるのに、自分が楽しみにしている時間は一つも書かれていません。「時間ができたら読もう」と思っていた本も、ページを開かないまま積んでありました。

それからは、月に何度か、一人で過ごす時間を先に予定表へ入れるようにしています。長い時間でなくても、午後のお茶の時間や、夕方に本を読む30分ほど。予定名も大げさにせず、「お茶」「読む」と短く書くだけです。用事を入れない目印があると、その時間を自分で守りやすくなりました。

ある週末、予定を入れずに本を開けたこと

ある週末の午後、カレンダーに「読む」と書いてあった時間が来ました。家事はまだ少し残っていて、気になる連絡もありました。でも、その日は急ぎではないことを確かめてから、窓辺の椅子に座りました。

温かいお茶をいれて、本を数ページ読みました。特別なことはしていません。それでも、「後でできたら」ではなく、自分で決めた時間に座れたことがうれしかったのです。読み終えた後に家事へ戻ると、同じことをするのでも気持ちが少し違って感じられました。

まみぃ

予定に書いてみたら、「何もしない時間」も私に必要な用事だと思えました。

AFTER|予定の間に、自分の居場所ができた

ひとりの時間を先に入れるようになってから、予定表を見たときの印象が少し変わりました。誰かのための予定ばかりではなく、自分がほっとするための時間も並んでいます。毎回その通りに過ごせるわけではありませんが、次の機会にまた入れればいいと思えるようになりました。

人と過ごす時間が減ったわけではありません。むしろ、自分の時間が少しあるだけで、会う約束や家のことにも落ち着いて向き合いやすくなった気がします。余白は、何かをしなければならない時間ではなく、私が選んで使う時間になりました。

続けるために、私が気をつけていること

短い時間から入れる。 半日を空けようとすると難しいので、最初は30分ほどから。お茶をいれる、本を開く、音楽を聴く。その日にしたいことを一つだけ決めています。

予定を詰め込まない。 自分の時間の前後に用事を重ねると、気持ちが急いでしまいます。できるだけ少し余裕のある場所を選ぶようにしています。

予定どおりでなくても責めない。 家族の都合や急な用事で難しい日もあります。できなかったことを気にするより、また予定表を開いて次の時間を探すほうが、私には続けやすいようです。

一人のお茶時間に、選ぶ楽しみを

一人の時間に温かい飲み物を一杯用意すると、気持ちを切り替えるきっかけになります。その日の気分で香りや味を選べるハーブティーなら、カップを手に取る時間も少し楽しみになりそうです。

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おわりに

ひとりの時間を予定に入れることは、誰かとの予定を減らすことではありません。自分の気持ちを少し戻す時間も、暮らしの予定の一つとして扱うこと。これからも、そのときの自分に合う長さで、予定表に小さな余白を書いていこうと思います。

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